Lerp とはどのようなものですか?[翻訳]

[以下は、英文による質問を翻訳したものです。]

表題どおりなのですが、この Lerp というものがマテリアルの中で多用されているのを頻繁に見かけます。でも、正確にどのようなものか分かりません。その意味を教えていただけませんか?

–JorisCeoen

原文のスレッド

[以下は、英文による回答を翻訳 (適宜要約) したものです。]

Lerp とは、Linear Interpolate (線形補間) の略です。2 つの異なる入力 A と B があり、それらの間に直線を引くとします。この時 Alpha ノードは、その直線に沿ってどのくらい進んだかを示すものとします。

たとえば、A の値が赤 [1,0,0] であり、B の値が青 [0,0,1] である場合のことを考えてみます。この時、Alpha を 0.5 (50%) に設定すると、Lerp によって、 [0.5,0,0.5] つまり暗い紫のような色が出力されます。言い換えるならば、各 X、Y、Z 成分の中間地点 (直線上の) が出力されます。

このような機能は、2 つのマテリアルをミックスさせるのにとても役立ちます。また、メッシュの一部をマスクアウト (表示されないように) する時にも便利です。たとえば、Lerp ノードの Alpha ピンにマスク用テクスチャをつないだとします。この時、そのテクスチャの白い部分では一方の input が使われ、黒い部分ではもう一方の input が使われることになります。グレーはブレンドのために使いますただし、以上のことは一般的な考え方です。

(訳注: マスクのあたりのことは 『UE4 のマテリアル入門 (5) マテリアルでマスクを使う (後編)』でも詳しく図解されています。)

–1l2Hawk