(動画チュートリアル関連) どのような時に関数を作ればいいのでしょうか?

たとえば、下のような処理 (与えられた日数を週に換算する処理です) は関数にしなくても機能すると思うのですが、関数にすると何か良いことがあるのでしょうか?

(グラフの意味: キーボードの F キーが押されると、GivenDay という変数に入っている値 (この場合 23 ) を 7 で割った値を表示し、更に、% の記号がついたノードで 7 で割った余りを表示しています。)

同じ処理を何回も組まないようにするためです。視点を変えれば、関数とは、よく出てくる (よく使いそうな) 処理を独立させて、さまざまな局面で部品として再利用できるようにしたものです。たとえば、次のような、ダースに換算して表示する処理も必要になり、次のような処理を組んだとします。

これら 2 つの処理はとても似ています。共通した処理が潜んでいます。両方とも、何かを何かで割ったり、余りを求めているのですから。この先も似たような処理が必要になると考えて、共通している処理を次のような関数にしました。

これは、Data と Unit という Inputs が、関数呼び出し元から渡され、Data ÷ Unit とその余りを Result_A と Result_B に返すという関数です。

この関数は先程の 2 つの例、つまり、週とダースの換算に利用すると次のようになります。

さらに表示部分も共通しているので、次のようにもできます。(この項続きます。)

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:arrow_forward:関連する UE4 AnswerHub スレッド (動画チュートリアル関連) 関数とカスタム イベントの違いは何ですか?

新たな関数 CalUnitPrint では、返り値 (Return Value) は必要なくなり、関数内で表示の処理も行っています。どこまで共通項をくくり出すかは、関数にどこまで汎用性をもたせるかという問題にも関わってくるでしょう。